シャンプー選びは、髪や頭皮を過度にコーティングする成分が入っていないもの、コンディショナーは髪の保湿ではなく頭皮を保湿する機能があるものを選ぶというのが、多くの専門医師たちの意見です。「使い心地より、機能性を重視して選ぶべき」であり、頭皮環境を整えることで育毛剤などを使用する際にも、より高い効果が期待できるのです。髪のことで悩んだら、まずシャンプーとコンディショナー選びを見直して、頭皮環境の改善を始めましょう。
現在、日本国内において薄毛で悩んでいる男性の人口は、約1,250万人いると言われています。そしてさらに近年ではそれに加えて、女性の薄毛人口も増加傾向にあることが報告されています。
髪に悩む人口が増加傾向にあるにもかかわらず形成外科や皮膚科という広い診療科目の範疇でしか「頭髪治療」は扱われていませんでした。なぜならば薄毛は病気ではなく、髪が薄くても生活上では何の障害もないために、今までの医療はこの分野に学問を深めてこなかったからです。しかし最近では、Q.O.L.(生活の質)の向上に関する医学が欧米から導入されるようになりました。髪の毛を失うことで日常生活動作上は何の問題もありませんが、そのことが原因で積極的になれなかったり、心に病を持つ人たちが意外と多いのです。そして、1999年7月に日本で初めて「頭髪専門病院」が、東京・名古屋・大阪・福岡に開設されたのです。
この「頭髪専門病院」には、日々髪で悩む方々が多く訪れます。今日までの6年間で約23万8,000人(延べ人数)の何らかの発毛治療を行ってきました。この治療法には、NPO法人F.M.L.の海外研究機関との連携による最新研究に基づき、世界最新の薬剤投与を導入しています。その結果、この発毛治療効果に満足されている患者は約80%という結果がでていますが、医師たちはこの結果に満足することがありませんでした。なぜ残り20%に効果が出ないのかという疑問を持ち、その回答を得るため、臨床データを収集し、大規模な統計調査を実施しました。
約80%の患者様がその治療効果に満足されています
従来は、「治療効果の違い=薬剤感受性の違いやライフスタイルの違いによるもの」と考えていました。様々な角度からの統計調査を実施しましたが、個人によって効果の違いがでる理由がなかなか見つからず、専門医師チームらに想像以上の困難に直面しました。はたして食生活やストレス、ライフスタイルだけの問題なのか?日々の治療や膨大な臨床データを検証していく中で専門医師チームは、やっとある一つの仮説に辿り着きました。それは「頭皮の状態の違いによって発毛効果が違う」ということです。この仮説を立証するために、外来患者に対して、専門医師チームがオリジナル処方した育毛シャンプーとコンディショナーを発毛治療と併用させました。するといままでなかなか思うような発毛効果が得られなかった患者に効果が現れ始めました。そして、さらに育毛シャンプーの使用者の声を商品に反映させ、トラブルが起こらない安全性の高い商品にするために試作を繰り返しました。気が付けば、ここまで実に4年以上の歳月を費やしていたのです。
頭皮の洗浄をして、健康な頭皮状態になった人は、明らかに治療効果が上がる傾向がみられました。つまり、これは頭皮のコンディションが発毛効果を左右していたのです。例えるならば、肥沃な大地に立派な植物が育つように、頭皮においても健康な皮膚にすることで髪の毛はいきいきと育つということなのです。痩せた大地を耕して、肥やしを与えるように、頭皮という畑を整えてあげることが、髪の成長のためにはもっとも重要なことだったのです。
頭皮には皮脂や汗・ほこりなどが付着して汚れています。大多数の方々が考える洗髪は髪の汚れを落とすことに意識を置き、 頭皮の汚れを落とすことに意識を置いていません。育毛シャンプー薬用「スカルプ D」は、そんな頭皮の毛穴に溜まった皮脂をしっかりと洗い流す洗浄力を持つ「オイリータイプ」、 そして頭皮にとってマイルドな「ノーマル&ドライタイプ」の2タイプを用意した頭皮の状態に合わせて選べるスカルプシャンプーです。 そして、スカルプパックコンディショナーによって頭皮を健康にする成分を配合し毛髪環境を整えます。育毛シャンプー薬用「スカルプ D」は、髪に悩みを持つ方々と、 その悩みに正面から向き合ってきた専門医師チームが開発した「頭皮ケア」シリーズです。
シャンプー選びは、髪や頭皮を過度にコーティングする成分が入っていないもの、コンディショナーは髪の保湿ではなく頭皮を保湿する機能があるものを選ぶというのが、多くの専門医師たちの意見です。